ドモボーイ雑記

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兄弟戦争ドラフトデッキ紹介(緑絡み編)

 今回はあまり勝てていない緑絡みのデッキを紹介して、後半、緑についてよく分からんということをグダグダと語る。2つデッキを紹介するが、どちらも6勝止まりで緑絡みは、まだ7勝できていない。

 

 

・ふんわり緑単(タッチ赤)

 

 

 

 緑単にしたかったがカード足りず。主な勝ち手段は2つ。《アルゴスのスプライト/Argothian Sprite》や《トマクルの儀仗兵/Tomkul Honor Guard》などに《ブランチウッドの鎧/Branchwood Armor》を付けて殴り《精神の病を這うもの/Psychosis Clawler》で詰め切る。もう一つ、《ファラジの発掘/Fallaji Excavation》でマナ(パワーストーン)を伸ばして《ファイレクシアの門/Portal to Phyrexia》を叩きつけるだけ。レア頼みである。なぜか山が多い。5枚ぐらいが良かった。《滅消の杭/Quiete Spike》は一度も活躍せず。

 

 

・白緑

 

 

 

 《トカシアの歓待/Tocasia's Welcome》で引いて引いて勝つ。《飛行機械の設計家/Thopter Architect》と《根導線の融合体/Rootwire Amalgam》は、いきなり15/15速攻飛行が襲いかかる神話レアとアンコのコンボ(いきなりではない)。《カイラの再建/Kayla's Reconstruction》は、かなり寄せないと強くないと学び。これもレア頼み。

 

 

 

・緑よく分からん

 

 デッキを紹介したが、私は緑での勝ち方がイマイチよく分かっていない。緑は、《アルゴスのスプライト/Argothian Sprite》で殴る(案外止まらない)、《ブランチウッドのうろつくもの/Brachwood Prowler》で土地を確保、《アルゴス日和見主義者/Argothian Oppotunist》でパワーストーンでランプ、までの流れはそこそこに思える。

 

    

 

           

 

 

 しかし、それ以降のマナ域が微妙に感じる。他の色の同マナ域に比べて、緑のカードが特に大きくもない。《岩枝のゴーレム/Boulderbrach Golem》のゲインは優秀ではあるが、これでは勝てない。10マナまで辿り着いてようやく10/10トランプル。緑の強みが感じられないので、もっとメインですんなり入る到達やトランプルをもつクリーチャーがいても良いんじゃないかなあ。《アルゴス日和見主義者/Argothian Opptunist》も、初見では「強い~!!」と思ったが、今は、他色の《翼の猛士/Wing Commando》、《厳しい授業/Stern Lesson》、《ペンレゴンの剛牛/Penregon Strongbull》、《空輸する従軍牧師/Airlift Chaplain》、《採掘爆発/Excavation Explosion》、《ギックスの愛撫/Gix's Caress》などと比べるとそこまで…

 結局よく分からないが、緑は補助カラー的な役割なのか。《シタヌールの重鎮/Citanul Stalwart》で緑マナ以外も出るからタッチし易いよ!ランプするしアーティファクトのボムのお膳立てしてね!みたいな。

 

 

    

 

 《大砂漠探鉱者/Great Desert Prospecter》を考えると《ファラジの発掘/Fallaji Excavation》もうちょい強くして良くない?

 

 

・おわり

 

 アリーナ卓外BO1は気軽なんだけど、やっぱりなんか微妙というかフィードバックが少なく虚無感を感じることが多い。まあ無課金でやってるのでそんなもんでもいいかと思ってやってはいるが。アリーナでも、たまにで良いので、同卓BO3の3回戦やってくれんかなあ。

 

兄弟戦争ドラフトデッキ紹介(青黒編)

 

 今回は青黒のデッキ紹介。

 

・デッキ紹介(青黒編)

 

 今回は、セカンドドローシナジーの青黒7勝デッキを2つ紹介する。

 

 


 セカンドドローシナジーのカードは、コモンでは《ラト=ナムの達人/Lat-Nam Adept》、《塹壕の忍び寄り/Trench Stalker》、アンコモンだと《飛行機械の整備士/Thopter Mechanic》、《喉鳴らしの選定者/Gurgling Anointer》、《統合の福音者/Evangel of Synthesis》が存在する。強いカードが多いが、《ラト=ナムの達人/Lat-Nam Adept》はあまり好みではない。ドロー手段が豊富であってもあまり入れたくない。

 

    

 

 

 セカンドドローの手段として優秀なのは、《パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy》。1マナで継続してセカンドドローが達成でき、マナフラも避けれる。捨てるカードは、《土の帰還者/Clay Revenant》が相性が良い。《パワーストーンの破砕》の餌にもなるので1枚あると便利。

 

           

 

 青黒に限った話ではないが、出てきたパワーストーンの使い道は意識しておきたい。黒であれば《トラクス魔/Thraxodemon》や《パワーストーンの破砕/Powerstone Fracture》、青であれば《第三の道の学者/Third Path Savant》や《マイトストーンの稼動力/Mightstone's Animation》など。高マナ域はアーティファクトで埋めて土地を削る構築が個人的に好きである。

 生け贄でドローをすることが多いなら《ギックスの潜入者/Gixian Infilitrator》もOK。

 《微風の歩哨/Zephyr Sentinel》は強過ぎて使われると吐いてしまうレベル。パワー2飛行(ときには3)で大事なクリーチャーも守れる。

 

 

・ピック方針

 

 除去を除いた初手級のカードは、《飛行機械の整備士/Thopter Mechanic》と《喉鳴らしの選定者/Gurgling Anointer》辺りか。《パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy》も悪くない。《統合の福音者/Evangel of Synthesis》は弱くはないが他のアンコモンに比べると劣り、マルチカラーでもあるので早い手順では取りたくない。

 

 

・おわり

 

 私の場合、初手でボムを取って無理矢理使おうとすると爆死している率が高く感じる。基本的に空いている色に飛び込んでの受けドラフトの方が勝てている。しかし、どの色が空いているのかが今回いまいち掴めないことが多い。序盤は無色のカードに逃げつつ様子を見るのがいいのか、よく分からない。周りも序盤は無色で様子を見ているので難しいのか。難しい環境である。ではでは。

兄弟戦争ドラフト考察「蘇生/unearth」+デッキ紹介(青白編)

 前半は兄弟戦争で存在する能力「蘇生」について。後半は、青白7勝デッキ紹介。

 

 

・「蘇生/unearth」はアグロ向き?

 

 「蘇生」という能力は、その能力を持っている墓地にあるカードがそのコストを支払うことによって速攻を持って場に入りターン終了時に追放される、というものである。「蘇生」持ちのクリーチャーの多くは場に出たときにトークンを出したり手札を入れ替えたりなどのメリットがあるのだが、追放されてしまうので基本殴り得である(または生け贄に)。パワー2のクリーチャーであれば相手の小さなクリーチャーを持っていくか、2点のライフを削ってくれる。この両者のメリットが得られない状況は大きなクリーチャーが並びだす後半である。ただチャンプアタックになるだけである(フルアタックの頭数にはなる)。となると、前半にプレイすることのメリット大きい。しかし、序盤に蘇生をプレイすることは序盤に展開できたはずのクリーチャーが展開できないデメリットがある。このデメリットは大きい。

 しかし、このデメリットを上手く解消する方法がある。パワーストーンの存在である。パワーストーンアーティファクトでない呪文には使用することができないが、蘇生などの能力には使用できる。

 具体的な状況を考えると2ターン目に蘇生持ちクリーチャーをプレイ、3ターン目にパワーストーンを出しながら動けるカードをプレイ(ついでに相手のクリーチャーと蘇生持ちクリーチャーを相打ちしておく)、4ターン目に3マナ以下のクリーチャーを展開しながらパワーストーンを使い、墓地にある蘇生持ちクリーチャーをプレイしてアタック。このように考えると2ターン目、3ターン目にパワーストーンをおまけで生成する呪文との相性が良い。勿論、機を伺って我慢するメリットもあるが、序盤で上手く使える構築の存在も意識しておきたい。

 

           


 蘇生したクリーチャーにノーコストで付くので《底ざらいの鉤爪/Dredging Claw》も案外やるかも?(使ったことはない)

 

・デッキ紹介(青白編)

 

 青白は人気でなかなか参入できない。プレイや構築も比較的シンプルで参入しやすい?《包囲の古参兵/Siege Veteran》、《戦闘態勢/In the Trenches》、《トカシアの歓待/Tocasia's Welcome》、《アルガイヴの盾、ミュレル/Myrel, Shield of Argive》、《天空射の士官/Skystrike officer》、《先兵の飛行士、ハービン/Harbin, Vanguard Aviator》と青白アグロに相性の良いボムが多いので初手決め打ちが多いのかもしれない。

 

WU tR

 使ってて強いと感じたカードは、《翼の猛士/Wing commando》と《屑鉄造りの軍勢/Scrapwork Cohort》。《翼の猛士/Wing commando》はなかなか止まらない。使われても除去を切らされることが多い。《屑鉄造りの軍勢/Scrapwork Cohort》は、1/1トークンを一体出す蘇生持ち。こいつがいると非常に殴りづらいので、地上は《屑鉄造りの軍勢/Scrapwork Cohort》で守って飛行で殴っていく戦略が取りやすい。 《空挺司令官》で飛行を付与して殴りにもいける。

 

    

 

 

 あと《軍事規律/Military Dicipline》、《ロランの脱出/Loran's Escape》、《ウィークストーンの支配力/Weakstone's Subjugation》の1マナ勢も好み。軽く動いて序盤で盤面を有利にする。

 

    

            

 

《ウィークストーンの支配力/Weakstone's Subjugation》は、システムクリーチャーに効果が薄いが十分強い。序盤は1マナで小粒なアタッククリーチャーに貼ってダメージレースを有利にし、中盤は4マナで大きなブロッカーを寝かせることができる。

 


・ピック方針

 

 《ヨーティアの戦術家/Yotian Tactician》と《徴兵士官/Recruitment Officer》が強いので、この辺りから入っていくのが良さそう。《ヨーティアの戦術家/Yotian Tactician》は青白縛りになるが、《徴兵士官/Recruitment Officer》は赤とも相性が良いので受けが広い。《巨体変異/Hulking Metamorph》も、比較的デッキを選ばないので強い。

 コモンの2マナよりも《軍事規律/Military Dicipline》と《ロランの脱出/Loran's Escape》のバットリの方が評価が高そうなので気持ち早めに1枚確保したい。

 

 

・おわり

 

 未だに合体を達成したことがないので達成したい。ではでは。

兄弟戦争ドラフト所感+デッキ紹介(赤黒編)

 MTGアリーナで兄弟戦争ドラフトBO1を24回ほどこなしたので簡単に個人的な所感を書いていく。

 

・全体印象

 やり始めた当初、旧枠アーティファクト(ワームとぐろエンジンなど)や無色のボムが多く、ボム環境だと思っていたが、そんなことはなく、低マナ域のカードで細かく動いてライフを削っていくアグロ環境だと今のところ感じている。その原因として考えられるのは、除去が強いので大きいクリーチャーを苦労して出しても簡単に対処されること、ライフを詰める手段が豊富、などではないかと。

 強い色は赤、弱い色は緑。赤はライフを詰めていく手段が豊富でBO1ドラフトに合っている。緑はランプ系のカードが多くBO1ドラフト合ってない印象(シールドでは強いのかも)。緑絡みだけ7勝できたことがない。

 ふわふわとしたことを言ってもあれなので具体的に一番使用した赤黒のデッキを見ていく。

 

・デッキ紹介(赤黒編)

 個人的にカードが安く安定している組み合わせは赤黒。今回は7勝した赤黒デッキを2つ挙げる。

 

・赤黒

RB

 《苦々しい再開/Bitter Reunion》の生け贄と《ペンレゴンの剛牛/Penregon Strongbull》のアーティファクトを生け贄に捧げる能力で 《ゴブリンの爆風走り/Goblin Blast-runner》《ギックスの潜入者/Gixian Infiltrator》を強化してライフを詰めていくデッキ。とにかく《ペンレゴンの剛牛/Penregon Strongbull》が強い。1マナでアーティファクトを生け贄に捧げて自身を+1/+1、相手に1点飛ばす。この生物にお陰でパワーストーンを出しながら手札を捨てさせるカードもなかなか良い。

・赤黒タッチ青

 こちらは生け贄ギミック+《第三の道の偶像破壊者/Third Path Iconoclast》。《第三の道の偶像破壊者/Third Path Iconoclast》は、ノンクリーチャー呪文を唱える度に1/1のアーティファクトクリーチャーを生成。《ペンレゴンの剛牛/Penregon Strongbull》で生け贄にして1点飛ばし放題。

 

・ピック方針

 除去や優良アンコモンを優先しつつ《ペンレゴンの剛牛/Penregon Strongbull》、ゴブリンの爆風走り/Goblin Blast-runner》、《ギックスの潜入者/Gixian Infiltrator》のコモンを取り、あとはどれだけ生け贄に捧げるアーティファクトがピックできるか。

 

   

           

 

 能動的に生け贄にできる旧枠アーティファクトなども欲しい(取るタイミングが難しい)。ドローもできて土地も減らすことができる。

 

           

 《ミシュラの研究机/Mishra's Research Desk》は最適。

 

           

 マナフラも解消してくれる《屑鉄造りの雑種犬/Scrapwork Mutt》も強い。

 

・おわり

 なぜか赤黒がよく流れてくるので自然と赤黒に寄ってしまっている。赤黒のカードや早く攻めるカードの評価が上がれば少し環境が遅くなって緑がもっと勝てるようになるかもしれない。

 今回は旧枠アーティファクトのお陰で色んな戦法が取れて気付きが多くおもしろい。気が向けば他の色も紹介するかも。ではでは。