ドモボーイ雑記

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(エルデンリング考察)神たる資格

 

 

※2024/06/14追記:いろいろと修正したいところ追加したいところがあるのでまた後日修正版を出すかもしれません

※考察ミケラの目的も書いたのでよろしくお願いします

 エルデンリングDLC Shadow of the Erdtree 全裸待機勢の皆さん、どもども。今回は神たる資格(神に必要な資格)について考察を書いていきます。少しとっちらかっていますが頑張って読み取ってください。お願いします。

 

 

神たる資格とはなんぞ?

 ゲーム内では「外なる神」や「大いなる意志」などの神的な存在が仄めかされていますが、ここで言及する神は王を伴侶としエルデの地を統治する神のこと。具体的には”神であるマリカ””神候補である神人の3人(ラニ、マレニア、ミケラ)”のことです。この神・神人たちは神である為のある資格を有してると考えています。ノリで二本指が選んだんやろな~みんな可愛いし~(ミケラとか見たことないけど~)と鼻を(二本指で)ほじりながら考えがちですが、そうではありません。理由がちゃんとあります。

 まずその資格が何なのか考察の結論を言っちゃいましょう。それは、子を産み落とす能力を有しているこ。恐らくこれが神に必要な資格でしょう。マリカと神人候補であるマレニア、ミケラ、ラニの三人の共通点は女性です。これは子を産み落とすことのできる母体を持つことが神たる資格であることを意味しているのではないでしょうか。では早速、神人たちが具体的にどのように子を産み落とすのか見ていきましょう。

 

マレニアの神たり得る資格

 ゲームをプレイしていて一番分かり易いのはマレニアだと思います。まず、ミリセントイベント終盤で手に入るタリスマン<<腐敗翼剣の徽章>>のテキストを見てみましょう。

 ”四姉妹は、エオニアの沼に生まれ落ち”

 ”ゴーリーの手引きにより、聖樹へと至った”

 ”だが彼女たちは、出来損ないの蕾であった”

 

聖樹の支えエブレフェールでミリセントと敵対する4姉妹が出てきたと思いますが、このテキストから、彼女らはエオニアの沼で産まれ落ちたことが分かります。今度は賢者ゴーリーの発言を見てみましょう。

賢者のありがたいお言葉

 ”…ミリセントは、私が拾い上げたのですよ”

 ”まだほんの幼い赤子の頃、エオニアの沼でね”

 

この発言から、ミリセントも同じくエオニアの沼で産まれたことが分かります。そして更に彼女はエブレフェールの祈祷室でこんなことを言っています。

考察の魔の手が伸びてるとも知らずべらべら喋るミリセント

 ”実は、私はマレニアの血縁のようなのだ”

 ”私が彼女の子なのか、妹なのか、あるいは分け身なのか、それは分からない”

 ”けれど確かに、彼女との間に、近親の繋がりを感じるのだ”

 

これはもう、「マレニアには意志(のようなもの)を継いだ子を産み落とす能力があるよ!」とミリセントからの魂の叫びです。恐らくマレニアは蕾と関連した子を産み落とす能力を持つと考えられます。

 話は逸れますが、また、メリナも”母を知らない”、”使命に突き動かされいる”、”旅の服”とミリセントと共通点が多いので恐らくデミゴッドレベル以上の誰かから産み落とされた存在だと推測できます。

 

ラニの神たり得る資格

 次はラニですが、子を産み落としそうな描写があったか!?って話ですね。まあ無いです。しかし直接の描写が無くとも間接的に解明できます母親のレナラに目を向けてみましょう。レナラにも子を産み落とす能力があり、恐らくラニはそれと似た能力を受け継いでいるのではないでしょうか。

レナラの子を産み落とす能力

 まず、ボスとしてレナラと対峙するときに印象的なのは無数の這いずり回る子供です。この子たちはどうやって産まれてきたのでしょうか?その答えは、カーリア王家の裏にある墓地で入手できる<<幼年学徒のローブ>><<産まれなき者の大ルーン>>のテキストに書かれています。

幼年学徒

”レアルカリアの長たる女王レナラ”

”その琥珀のタマゴにより産まれ直した”

”幼年の魔術学徒のローブ”

 

生まれなき者

”レナラの、産まれ直した子供たちは”

”皆脆弱であり、また短命である”

”それは完全ではなかったのだ”

 

これらのテキストからレナラが”琥珀”を使用して不完全な産まれ直しを行っていると読み取れます。そしてこの事実と主人公の褪せ人が”雫の幼生”を使用して完全な産まれ直しができることから、こう推測することが出来るのではないでしょうか。”琥珀”が実体を持たない(又は、脆弱な実体しか持たない)魂や意志のようなものを生み出し、それに対してレナラが雫の幼生を使うことによって完全な”子”を産み落とすことができると。レナラの子を産み落とす能力は満月と関りが深いと考えていますが、少し長くなるので今回は割愛します(余裕があれば別で記事にします)。

 という訳で、レナラには子を産み落とす能力があり、その能力をラニは受け継いでいると考えることができます。次は少し横道に逸れますが”琥珀”と”雫の幼生”について深堀していこうと思います。

琥珀と雫の幼生の関係

 更に琥珀”と”雫の幼生”の関係を示唆する興味深いイベントがあります。聖別雪原の棄教の廃屋でのラティナイベントです。ここでは”大きな妹”に対してラティナはこう語り掛けています。

 

高身長女

 

”受け入れておくれ、最初の雫を”
”そして命を為しておくれ。我らすべてのしろがねのために”

 

そして”大きな妹”の前には<<白銀の盾>>が置かれています。このテキストも見てみましょう。

 

白銀の盾

琥珀の埋め込まれた、輝く白銀の盾”

”その形は、密かに雫を模しているといい”

 

これらのことから、白銀の盾は”琥珀”と”雫の幼生”が合わさることによってしろがね人は不完全な形(足が弱く短命)での生ではなく完全な生を与られることを表しているのだと考えられます。ラティナが”大きな妹”に残した”最初の雫”とは”琥珀”であり、それをもって究極完全体しろがね人であろうとしたのではないでしょうか。

 ここでちょっと琥珀ってなんぞ?という話をしておきます。<<緋琥珀メダリオン>>のテキストを見てみましょう。

メダリオン

琥珀とは、黄金樹の古い雫であり”

”それは生命の原始的な力を宿している”

 

このテキストから琥珀とは黄金樹の古い雫でありエルデの世界で生命を生命たらしめている力があると読み取れます。琥珀=黄金樹の雫なのです。ですから”最初の雫”=”琥珀”=”黄金樹の雫”と言えます。

 そしてラティナイベントの解釈を合わせるとなぜミケラが聖樹を作ろうとしたのか、②なぜしろがね人がミケラの聖樹を目指したのか、その具体的な理由が浮かび上がってきます。①の理由は聖樹を完成することによってその聖樹から生成される雫(琥珀)を作ることです。聖樹の支えエブレフェールには至る所に盃があります。これらは”聖樹からの雫”を願って造られたものだと考えられます。②はもちろん、琥珀を手に入れて不完全なしろがね人を完全なものとするためです。しかし聖樹から雫を生成する前にミケラは連れ去られた為、ラティナは”最初の雫”を求めて狭間の地を旅していたのではないでしょうか。

 

デミゴッドとの正体

 ”琥珀”と”雫の幼生”の関係性を読み解いたことでデミゴッドの正体についても考察することができます。<<産まれなき者の大ルーン>>にはこう書かれています。

 

”満月の女王、レナラの抱く琥珀のタマゴ”

”産まれなかったデミゴッドの大ルーン”

 

このテキストから琥珀のタマゴ”=”産まれなかったデミゴッド”と読み取れます。そう、琥珀はデミゴッドになるです。恐らくデミゴッドは”琥珀(黄金樹の雫)”と”雫の幼生”から何らかの儀式を経て生み出された存在だと思います。前項で琥珀から魂や意志といったものを生み出すと書きましたが、デミゴッドは琥珀から出来ておりデミゴッド自体から魂や意志が生まれてくるという仕組みではないでしょうか。ミリセントはマレニアを構成する琥珀から産まれし者と言えるかもしれません。

 また、デミゴッドを産み出すには何らかの儀式と書きましたが、そこには”王という伴侶”が絡んでくるのではないでしょうか。また、大ルーンが絡んでくる可能性もあるかもしれませんね!(詳しくは、、、分かりません!)

 又、レガシーダンジョン内の教会全て?に甕を傾けて雫を垂らしている様子を模した意匠や像がありますが、それは自分たちデミゴッドの出自である雫(琥珀)を信仰の対象にしていた証ではないでしょうか。

 

ミケラの神たり得る資格

 ミケラの聖樹や聖樹の支えエブレフェールにはのようなものがあります。恐らく繭が、マレニアにとっての蕾と似たような役割、子を産み落とす能力に関係しているのではないでしょうか。

 余談ですが、ミケラの行動(聖樹の完成、影の地への進出)の目的は全てゴッドウィンが理由なのかもしれません。デミゴッドにとって琥珀とは魂を司るものであり、”ゴッドウィンの魂の死”が意味するところは、”琥珀の破壊”。その破壊された魂(琥珀)の修復のために、ミケラは琥珀(黄金樹の雫)を求めて聖樹を作ったが叶わず。そういった経緯を経て最後の望み、”の地の原初の黄金樹の雫”を求めてモーグに敢えて捕らえられたのかもしれません。

雫が目的だった?

 

マリカの神たる資格

 マリカに関しては全く分からないです(汗)。王都ローデイルの意匠などからいろいろと妄想が膨らみますが…余裕があればいずれ…

 

まとめ

 かなりとっちらかってしまいましたが、簡単に纏めると、、、

琥珀”は魂を司る存在。その”琥珀”本体と”雫の幼生”が組み合わさったものがデミゴッド。そして女性のデミゴッドに限り、”琥珀”から”子のような存在”を産み落とす。その”子を産み落とす能力”が神になれる資格ではないか、

 という話です。分かり難くてすみません!

 

おわり

 最後まで読んでいただきありがとうございました。何かあれば気軽にコメントしてください。記事をもっと小分けにしてもう少し丁寧に説明した方が良いような気もしますが、DLCが発売してしまうと状況が変わってしまうので今のうちにという思いで…あと色々な情報が絡み合っているので大きな枠で捉えないと上手く書けなくて。

 まあ何はともあれDLCで何が明かされるのかワクワクしますね…トレーラー見ましたけど全然意味が分かりませんでした。ではでは