ドモボーイ雑記

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(逆転裁判英語解説)the south side of a north-bound skunk

 どもども。今回も英語版初代逆転裁判(Ace Attorney : Phoenix Wright)での Lotta Hurt(大沢木ナツミ)のセリフについて解説します。

 

 

 第四話にて、Phoenix成歩堂)とMaya(真宵)がLottaから事件の情報を聞き出そうとしますが、辛辣に断られている状況です。

Lotta Hurt

had sooner do than~ : ~するくらいなら~するほうがマシである;~するよりむしろ~したい

 

bound : 固定した、縛られた

 

 

Lotta :  I'd sooner eat the south side of a north-bound skunk than tell you!

訳 : 私は、お前らと話すぐらいならスカンクの汚いケツでも食べる方がマシだね!

 

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 この文章で難しいのは、the south side of a north-bound skunkですね。これは、the south end of a north-bound horse をいじった文だと考えられます。north-boundは北向きのという意味で、この文を直訳すると北を向いている馬の南側となります。では、この南側が何を指しているかというと、馬が北を向いているので当然お尻を指している訳です。馬は前側から見ると凄く立派に見えますが、お尻は汚れておりあまり良い眺めではありません。そのことより、この言葉は不快なことを意味します。

 さて、Lottaの発言ではhorseではなくskunkが使われています。skunkは俗語で嫌なやつという意味で使われることがあります。ですから汚いケツだけでは収まらず、嫌なやつの汚いケツと更に強い言葉の使い方になっています。

 

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